インストラクターについて!

昨年暮れの投稿記事で「インストラクターと講座についての、新しい方針!」をお伝えしましたが、今回はスウェーデンハンドセラピー協会のインストラクターについての概要です。

 

スウェーデンハンドセラピーの講座を指導するインストラクターは、講座受講者の中からの申請により、所定の手続きと協会の「上級インストラクター」による講習と認定試験を経て、「認定インストラクター」として認定・登録されたインストラクターです。

 

インストラクター認定までの流れ

 

インストラクターとして認定されるまでの流れは、手順として次の通りです。

 

講座受講 ⇨ 講座修了証受領 ⇨ インストラクター申請と実施記録提出 ⇨
講習と認定試験 ⇨ 認定証受領 ⇨ 業務委託契約 ⇨ イントラクター登録

 

インストラクター申請の際に提出する「実施記録」には、実習として自身が選んだ5名に、各々10回、合計50回の施術を行い、その記録を講座の際に配布される実施記録用紙に記入します。

 

実習の対象者は特に何かの症状を持つ人に限定することなく家族や友人・知人でも構いませんが、施術時の状況や施術後の結果などを記入していきます。

 

認定試験は約3時間〜4時間の1日で行われ、当日は教材の内容や講座についての講習と手技・指導のスキルについての認定試験を行い、合格すると認定証が授与されます。

 

 

インストラクターとして行えること

 

インストラクターは、協会が主催・共催するスウェーデンハンドセラピー講座の講師として講座を担当する他に、自身の勤務する職場などにおいて、あるいは身近な人にスウェーデンハンドセラピーの手法を指導することができます。

 

また、インストラクターは、自分のイニシアティブあるいは他人からの依頼によって協会と提携して講座を開き、インストラクターとして講座を担当することが出来ます。
その場合、参加者が1名でも開催が可能です。

 

インストラクターが、自分のイニシアティブあるいは受講希望者の依頼で講座を開催する場合には、通常のインストラクター講師料の他に、「普及促進協力費」として一定のインセンティブが、業務契約に明記されている額で支払われます。

 

また、講師料及びインセンティブは、参加者が1名の場合の収支割合計算に基づいており、参加者が多ければ多いほど講師料とインセンティブの額は多くなります。

 

インストラクターは、講座以外にも身近な人に手法を教えることはできますが、インストラクターになるためには講座を受講して修了書を受領している人に限られますので、教わった人がインストラクターを目指したい場合には、協会の講座を受講することをお勧めください。

 

インストラクター同士のコミュニケーション

 

インストラクターは、自身のスキルアップのためにフォローアップ講習に参加できますが、他のインストラクターと交流することでお互い切磋琢磨してスキルを磨くことが期待されます。

 

そのため協会では、インストラクター同士の交流ツールとして、インストラクターのニュースレターを発信しています。
このニュースレターにはインストラクターそれぞれが発信することができますので、それぞれの意見や情報の交換などお互いのコミュニケーションの手段として利用できます。

 

協会には現時点で、関東地方、関西地方にそれぞれ上級インストラクターと認定インストラクターがいますが、全国的にインストラクターの養成を行うことを目標としています。

 

現在はまだコロナの感染が続いてはいますが、インストラクターを目指す方もいる中、状況に応じた対応をしながら、協会としては「今できることをする」ことをモットーにして、コロナ終息後に向けて備えていくつもりです。

 

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