「スウェーデン情報」について!

このサイトはスウェーデンハンドセラピーに関する様々な情報をお伝えしていますが…

 

新しく「スウェーデン情報」というメニューも加えました。

 

私たちが、なぜ「ハンドセラピー」とは言わずに敢えて「スウェーデン」という言葉を使うかについては、単純にこの手法はスウェーデンが発祥であるからというだけではありません。

 

スウェーデンは、元々「スウェディッシュマッサージ」というジャンルが早くから発達して、特にアメリカから世界中に広がったというのが通説ですし、また現在、「スポーツマッサージ」としてアスリートたちの多くが取り入れているのも、このスウェーデンマッサージが原型になっていると言われています。

 

 

そして、スウェーデンで「タクティールマッサージ」として開発された背景には、早産児のケアの一環として生まれたものが、その後がん患者や高齢者ケアの一環として発展した…ということがあり、そこにはスウェーデンの医療や福祉の理念が込められています。

 

つまり、私たちが「スウェーデンハンドセラピー」と称する謂れは、その手法や姿勢にはスウェーデンの風土や考え方が反映されているからです。

 

これは、単にマッサージをしているだけでは中々わからないことですし、伝わるということも難しいものです。

 

そこで、そんなスウェーデンに関する様々な情報も掲載して、スウェーデンの文化や暮らしなどもお伝えする中で、スウェーデンハンドセラピーに関する理解を深めていただきたいということで、新たなコラムを掲載していきます。

 

最近は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、何かとスウェーデンのことが話題になっています。

 

世界でもユニークなスウェーデンの感染対策に対して、世界的にも賛否があり、またスウェーデンの一部でも当然批判的な声がある中で、スウェーデンは頑としてその戦略を変えないというその姿勢は、まさにスカンジナビア諸国の中でもユニークなものです。

 

今は、世界的に第2波とも思われる感染再拡大が蔓延して、日本でも連日「感染者数過去最多」というニュースで溢れている中で、スウェーデンだけは感染者数も入院者数も、また死亡者数も減少しています。

 

そんなスウェーデンの対応が他の国に参考になるかどうかはまだわかりませんが、とにかく今のスウェーデンは、他から批判されながらもスウェーデンらしさを守りつつ、おそらく世界の中でも唯一、感染被害の減少という成果を出しています。

 

…ということで、これからもいろいろなスウェーデン情報を載せていきますので、ハンドセラピーだけではなく、その背景にあるスウェーデに対する理解も深まっていくことを願っています。

 

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